おすすめアガベの紹介

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メキシコ原産の植物アガベ。丈夫で育てやすくカッコイイが特徴の植物。今ではおしゃれなアメリカ海岸風の庭ドライガーデンが流行り、そんな魅力的なアガベについて紹介していきます。

アガベとは

リュウゼツラン科の単子葉植物で、学名のAgaveはギリシャ神話のアガウェーから名付けられたようです。アメリカ南部、メキシコなどの乾燥した地域に自生しています。

多くの品種は直射日光に強く、0度程度の低温でも枯れない丈夫な植物です。アガベはセンチュリープランツと言われ百年に一度花を咲かせ、子孫を残し親株は枯れるというロマンや儚さもある植物です。海外ではその貴重なタイミングの花同士を掛け合わせたハイブリッドアガベが作られており、日本でも人気があります。

育て方

環境

できるだけ日光に当ててあげて、風通しの良い場所で育てます。私の育てているほとんどの植物に言えることですが、日光に当てないとひょろひょろな形になってしまい、風通しが悪いと蒸れや虫が発生しやすいです。

アガベは山の上に自生しているため、多くの品種が低温に強いですが一部の品種は低温に弱いです。冬場は断水気味にして霜に当たらないように注意しましょう。断水気味にすることで成長スイッチを止めてあげて植物体内の水分量を減らすことで冷害を防ぐことができます。野外で地植えする場合は冷害に強い品種かどうか、または養生することをお勧めします。

水やり

成長期の春から秋は土が乾いたらたっぷりと与えます。休眠期の冬は断水気味で育てますが、実生の幼苗は腰水気味で管理した方が枯れるリスクは少ないと思います。

肥料

成長期の春から秋は緩効性肥料を施肥します。私は春に入る前、秋に入る前に成長促進剤リキダスを与えています。春と秋はグングンと成長してくれるため、そのブースト材として与えると良いです。

用土

水はけの良い土を使用します。アガベの場合は余程の大株以外はオリジナルの培養土を使用しています。ほとんどの多肉植物で使用している基本培土で、そこにいろいろアレンジを加えています。大株のアガベの場合は根の張りを考慮したり植え替え頻度を多くしたくないので、大粒の赤玉土などを使用しています。

基本培土は、赤玉土2軽石1.5ひゅうが土0.5たい肥と市販の多肉培養土0.5ゼオライト0.5の割合で使用しています。

鹿沼土は使用しておりません。理由としては崩れやすく根がカビやすい気がしているからです。(私の使ってみての感想です。)

培土を作る際は微塵を抜くことをお勧めしますが、私は力仕事が苦手なので、植え付け後にたっぷり水やりすることで微塵を抜いています。微塵があっても根が張っている気がしています。

植え付け

植え替えは最長2年に一回は行った方がよいです。植え替えを行わないと鉢内で根が回りすぎて、新鮮な根が張ることが出来ず、葉の成長を止めてやがて根が水を吸えずに枯れてしまいます。

画像は4年程植え替えていなかった株です。根が鉢の形になっています。ほとんどの根が乾燥していて死んでいる根になります。

植え替えはに行い、根をある程度整理剪定してから植え付けます。枯れている下葉はカビなどの原因になり外した方が良いです。葉を割くようにして外すのが一番綺麗でお勧めです。

アガベを大きくしたい場合は一回り大きな鉢に植え付け、形を維持したい場合には同じ鉢に植え付けることが多いです。

この時に子株がついている場合は外してあげた方がいいです。外す子株は自根が出ていれば外して大丈夫です。ハサミで切ったり、手でもぎっても大丈夫です。

増やし方

  • 種まきで増やす
  • 子株で増やす
  • 胴切り、もしくは縦割りで生長点を止めて子株を発生させる
  • 葉刺しで増やす(難しい)

葉刺しで増やす場合は肉厚は葉の品種が成功しやすいです。下葉を綺麗に剥ぎ取り子株が出てくる核が上手く葉に付いてきた葉を土に刺すと子株が発生してくることがあります。アガベは下葉を取った所から子株が生えてきます。つまり葉の数だけ子株が出てくるということになります。この下葉付近にある子株が発生する核を葉側に付けて発根させることが肝になります。

胴切りや縦割りで増やす場合も、この葉がついている分の子株が取れると考えて良いです。胴切りのメリットは切った天を発根させれば株全部が枯れるリスクがなくなります。逆に縦割りのデメリットとして天を生かすことが出来ず、株全部が死ぬ可能性があります。しかし縦割りの方が子株を増やすのに容易なようです。

お勧め品種

私のお勧め品種は断然チタノタです。肉厚でスタイリッシュな品種なのでカッコイイです。特に巌竜という昔からある品種が好きです。今では多数の園芸種のあるチタノタですが、コレクションの一つにしてはどうでしょうか。

まとめ

この記事ではアガベについて記述しましたが、ほかのお勧めアガベや種からの育成方法、増やし方などの記事も書く予定です。

少しでもアガベの魅力を伝えることが出来ていればうれしいです。

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